身体の正しい使い方は猫師匠が教えてくれる

すっかり夏の暑さですね、日差しに弱い 夜行性のせいのです…

 

私はよく 身体を痛めやすい人への指導の時に 猫をお手本にするように言っている。

このホームページの記事でも 第1話目に書いたのですが、猫に憧れ猫になりたい人は 自由気ままそうなところとか、ツンデレな所とか、媚びないところとかに憧れていると思うのですが、私が猫をお手本にしたいところはそこではなく、もちろん柔軟性と身体の動きであります!

最近 姿勢の悪い日本人に限ったことではないのでしょうが、やたらめったら身体が硬い人だらけです!

医療系の教科書とかで(私の場合は柔道整復学とかですね)関節可動域が載っているものがありますが、これもしかすると時代が流れていく中でどんどん小さく変わっていくんじゃないですかね、大袈裟じゃなく。血圧とかメタボの基準だって基準変わっていますよね、確か。

肩や股関節は骨の頭の部分が球体になっていて くぼみにはまっている状態なのであらゆる方向に動きます、普通なら。動きの用語でいえば、屈曲・伸展、外転・内転、外旋・内旋など、言葉だけでも動きが多いのがわかります。写真とか載せられればいいのですが…アナログなもんですみません…

患者さんとか デイサービスの利用者さんを例にすると、普段から猫背でずっと動かない人は、腕をまっすぐ挙げられません。肩が柔らかく動く人は 腕をまっすぐに挙げて腕が耳につきますが、硬い人は顔より上に腕が上がりません。

股関節も、仰向けに寝っ転がって 膝を伸ばしたまま足を挙げていくと、私が習った時の教科書的に言うと125°挙がるはずですが、残念ながらうちの患者さんは30~60°の人ばかりです。この股関節の硬さが腰痛の原因のひとつなのです。なので 患者さんにはせめて90°だけでも挙がって欲しい…と、かなり目標を低くして ちょっとした訓練をしてもらっています。

柔軟運動は確かに面倒くさいです。私も以前はストレッチで「伸びて気持ちいい~」と言っていた人が不思議でしょうがなかったです。だって痛いんだもの。

でも「子供の頃から硬かったから無理」と言い訳して諦めている人は、いま一度 身体を痛めないようにコツコツとできる範囲をやって欲しいのです。

確実に柔らかくなるには、軽くジョギングをして汗をかくくらい温まってから前屈なり開脚なりすると すぐ結果が出ます。でもそれはなかなかできないと思うので、まずは屈伸とかアキレス腱伸ばしとか、肩の上げ下げとか 簡単なことから始めてみてはいかがでしょうか。

身体の一部分でも硬いと他にも影響が出るので、なるべくバランスよく。

もう一つ、痛めやすい人は 痛めやすい動きをしています。

ちょっと離れたところの荷物を手を伸ばして取ったり。起き上がる時に身体を伸ばしたまま力で起き上がろうとしたり、手すりに頼り過ぎて踏ん張っている時間が長くなったり…

猫をお手本にして欲しいのは、じたばたしないしなやかな動きです。歩くにもジャンプするにも、膝の屈伸と肉球での着地で衝撃を軽くする。これは人間でもできるんです。しかし、姿勢が悪く偏平足歩きをしている人は、膝や足首の柔軟な動きが無いので、音が刺さるし安定感が無くなるのだと思います。

起き上がり方も、動物は一瞬手足を引いて丸くなってから起きます。しかし野性味の無い人間は体を突っ張らかしたまま 少ない腹筋で無理やり起き上がろうとし ぎっくり腰になったりします。

特に介護されるようになってしまうと、正しい起き上がりもままならなくなってしまいます。だから健康な若者ほど今のうちに身に着けてほしいのが猫的柔軟性と動きなのです。

今朝、某情報番組 ○ッキリで、猫レスラーと言われているらしい オリンピック金メダルを目指しているレスリング選手が出ていて、この方は本当に猫のような動きができているのです。普通の投げ方の選手と比較しても、完全に猫です。柔軟性を使った捻った投げ技は、相手が返しにくいと言うだけではなくて、自分も相手も安全に技が掛かっています。

普通の投げ方を見ると、投げたほうは頭とか首とか怖いし、投げられた方は顔面ばっちーん!です(と、私の目には見えました)

猫選手の投げ方は美しく、自分も相手も安全そう。

柔整学校で先生に投げられた時に 気持ちよく着地できたなぁ…て思い出しました。楽しかったなぁ…柔道…投げるのはとんでもなく下手だったけど(;’∀’)

ということで、普段当たり前にしていることって意識するの難しいかも知れませんが、体の痛みが出やすい人は、ちょっと原因を探ってみてください。気づけたら「なぁんだ、こんなことか」て思えますよ。

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